とうとう秩父蒸溜所からシングルモルトの10年ものがリリースされました!
2008年2月から製造を開始した秩父蒸溜所。実はハイランダーイン英国本店と秩父蒸溜所の出会いは、まだ伊知郎さんが蒸溜所の立ち上げ準備をしていた頃まで遡ります。
「日本で蒸溜所を立ち上げたい」とスペイサイドに来ていた伊知郎さんが、当時バーマネージャーだった皆川に計画を語り、その後も何度もスコットランドに来る度商品の話をしてくれたり進陟を話してくれたりと思いを共有してくれたそうです。
ハイランダーインの当時オーナーだったダンカンとバーマネージャーだった皆川は、本気のこの人が造るウイスキーをイギリスでいち早くBARに並べ、その夢と品質、そして信念を海外の人たちにも知ってほしいと、秩父やイチローズモルトの名前が全く知られていないニューボーン時代からお店で提供を続けました。
当時、「飲む価値あるの?」とか「まぁ、試しに飲んでみるか、、、」と言われていた伊知郎さんのウイスキーも、今ではそれを飲みたくて来てくれる人ができるほどになりました。
自分の信じたウイスキー造りを貫いた伊知郎さんのお酒が、美味しくないはずはない。
まだまだ夢の途中だとは思いますが、まずは一言お祝いを伝えたいと思います。
10年という年月が持っている思いの大きさは計り知れない。
そのストーリーを知っているからこそ、秩父蒸溜所がどんな思いでこの商品を造ったのかが痛いほどわかります。
まだまだ道半ば、20年も30年も楽しみにしています!
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